3月2日(土)、リーガホテルゼスト高松にて、教員免許状更新講習シンポジウム「教員の資質能力向上への取り組み」を開催しました。
このシンポジウムは、教員の資質能力向上に関する最新の政策動向や、学校現場、教育委員会、大学等の現状認識や課題を踏まえつつ、教員のよりよい職能開発の在り方、特に教員免許状更新講習の在り方について、今後を展望するために実施されたものです。
第1部では、基調講演として文部科学省 初等中等教育局 教職員課長 髙口 努氏を招き、「教員の資質能力向上について」と題した講演が行われ、修士レベルの教員養成や教育委員会と大学との更なる連携?協働など、教育行政の方向性が語られました。
つづいて第2部では、教育学部 竹中教授により「香川大学における更新講習の取り組み」について、実際に受講された先生方の意見も交えつつ、実施状況や課題が報告されました。
第3部ではパネルディスカッションが行われ、学校現場、香川県教育委員会、香川大学の三者の立場から、それぞれが行っている教員養成や資質能力向上の取り組みが語られ、更なる協働?連携の可能性を垣間見ることができました。
シンポジウムは、県内の教員?教育関係者?大学関係者を中心に多数の方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。
【開催プログラム】 総合司会 香川大学教授 竹中 龍範
◆ 開会挨拶
香川大学 理事 有馬 道久
香川県教育委員会 教育長 細松 英正
◆ 第1部 基調講演
「教員の資質能力向上について」
文部科学省 初等中等教育局 教職員課長 髙口 努
◆ 第2部 教員免許状更新講習の現状と課題
「香川大学における更新講習の取り組み」
香川大学教育学部 教授 竹中 龍範
◆ 第3部 パネルディスカッション
「教員の資質能力の向上をめざして」
コーディネーター
香川大学教育学部 教授 七條 正典
コメンテーター
文部科学省 教職員課長 髙口 努
パネリスト
香川県教育委員会 義務教育課長 鈴木 文孝
香川大学教育学部 教授 加野 芳正
高松市立太田中学校 校長 國宗 芳彦
◆ 閉会挨拶
香川大学 教育学部長 山神 眞一