宮川勇人/材料創造工学科准教授
?工学部が毎年取り組んでいる海外協定校訪問の本年度の行き先はフィンランドのロバニエミ工科大学(Rovaniemen ammattikorkeakoulu, 以下RAMK)であった。私は、当初渡航予定であった国際交流担当の西岡さんの代役として参加させていただいた。とはいうものの私は実はフィンランドに行ったこともなければ、西岡さんのような流暢な英語が喋れるわけでもなく、この訪問に際しては大変な身分不相応を感じつつ、不安な気持ち半分、開き直り半分の気持ちで関西空港を飛び立った。
10時間に及ぶ長時間フライトの後、降りたったヘルシンキ空港は肌寒く、更に900km北に位置するロバニエミ市の気候を覚悟させられた。今回はヘルシンキ2