第41回センサ?マイクロマシンと応用システムシンポジウムで
伊藤拓海さんが優秀ポスター発表賞を受賞
第41回「センサ?マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにて、伊藤拓海さん(機械システムコース?創発科学研究科博士前期課程)が優秀ポスター発表賞を受賞しました。
題目:光駆動マイクロツールを用いた単一細胞組み立てのためのマイクロ流体プラットフォーム
この学術大会では、センサやマイクロマシン分野の専門家が集い、新しい物理?化学現象を生かした新センサの開発やセンサの応用技術などについて、研究発表や議論が交わされます。
?伊藤拓海さんのコメント:
本研究は、より正確な薬物スクリーニングや再生医療モデルの構築を目指し、3次元的な細胞組織をより精密に制御する新しい方法の開発を目指しました。光学的に駆動されるマイクロツールを用いて、精密に細胞を配置する技術を用い、数と配置を制御することで、均一で再現性の高いスフェロイドを形成する技術を提案しています。この技術により、より正確な疾患モデルの構築や、細胞間相互作用の詳細な研究が可能になると期待されます。また、発表では異なる専門分野の研究者が集まっていることもあり、専門を超えた対話を通じて、研究の新たな可能性と深い理解を得られ、充実した経験となりました。
指導教員:寺尾 京平
指導教員ホームページ:https://bntech.org/bnt/ja/top/