【報告】「i.school サマープログラム」の見学に伺いました。
2017年8月8日(火)から2017年8月10日(木)まで、東京大学の堀井秀之教授が主宰する i.school が実施するサマープログラムのフィールドワーク及びワークショップが小豆島で行われました。
これは、 i.school で学ぶ学生?世界各国から公募によって集められた学生?地方の高校生が一緒になって学ぶもので、 i.school が年間を通じて実施する様々なワークショップのうちのひとつです。
最終日の2017年8月11日(金)には、香川県高松市のサンポートホール高松にて、ファイナルプレゼンテーションが行われました。
香川大学創造工学部では「デザイン思考」を教育理念の一つとして位置づけていますが、今般、i.schoolが実施するフィールドワーク及びワークショップでは、「デザイン思考」と共通点を有する新たなイノベーション教育をベースとして、イノベーティブかつ実践的に社会的課題の解決に挑んでおります。
香川大学創造工学部における「デザイン思考」の教育を実践するにあたっては、i.schoolのこうしたアクションから学ぶことも多々あると考え、i.schoolが実施するワークショップの見学に伺うこととしました。
8月10日(木)のワークショップは、小豆島中央高等学校で行われました。
年代も経歴も様々な参加者が、前日までのフィールドワークで見聞きした経験を基にして、積極的に議論を交わしており、その姿は大変生き生きとしていました。
サマープログラム全体を通して、基本的な使用言語は英語とされており、高校生たちはもどかしそうにしながらも、自身の考えを伝えようと一生懸命でした。
今回の見学では、全て教員が中心となって動くのではなく、事前に経験を積んだ大学生をファシリテーターとして参加させることで、各自がそれぞれの立場に応じた学びを得て成長していると実感しました。
また、教員が介入する具合を調整することによって、議論が目に見えて活性化する様が大変印象的でした。
この度の見学を活かして、創造工学部をより良いものにしていけるよう、努めて参ります。
----- 2017年8月10日 i.school サマープログラムの様子 -----