2017年11月29日
平成29年11月24日(金)15:00から、工学部キャンパス3301講義室において、香川大学アドバンスト?セミナーが開催され、学生や教職員など105人が参加しました。
今年度後期の第3回目となる今回は、同志社大学ハリス理化学研究所教授の彌田智一先生を講師に迎え、「“かたち”を利用するナノ?マイクロ材料化学~ブロックコポリマー、藻類、タンパク質~」をテーマにご講演いただきました。
講演は、半導体デバイスの微細加工から始まり、彌田先生が取り組んでおられる液晶性ブロックコポリマーを用いたナノ構造を有する分離膜、らせん構造を有する藻類をテンプレートとして活用する新しいサイエンスの創造についてご紹介くださいました。分子や微生物の形に着目しながら、発想を自由に飛躍させることにより、新しい研究へと展開しておられる彌田先生のお姿が非常に印象的でした。
参加した学生らは、彌田先生のユーモアあふれるご講演を、熱心な様子で聞き入りました。
講演の様子
彌田先生
会場の様子