2013年05月10日
平成25年5月9日(木)、工学部FD(Faculty Development)?SD(Stuff Development)研修会を実施しました。今回は、「東北の震災に学ぶ」をテーマに、CST香川(香川県?香川大学共同による理数系教員養成拠点構築事業)の支援を得て開催し、工学部学生?教職員52名、香川県防災士会会員15名が参加しました。講師には、津波のモデル実験の研究で数々の賞を受賞されている堀込智之氏と、大震災調査プロジェクトの調査委員である千葉保夫氏をお迎えしました。
第1部では堀込講師より巨大津波の発生するメカニズムについて実験装置を使いながらご説明いただき、第2部では千葉講師より3.11東日本大震災当時の映像を交えて巨大津波による被災状況などについてお話を聞くことができました。実際に体験され見聞きされた生の声を聞くことで、防災、危機管理のための情報共有を図ることができました。参加者からは、東日本大震災の記憶が再び呼び戻され、震災について考えることができ、とても有意義な時間であったとの声が数多く寄せられました。
堀込講師による講演の様子
千葉講師による講演の様子
主催:香川大学工学部、CST香川(香川大学?香川県共同による理数系教員養成拠点構築事業 運営委員会)
共催:香川大学危機管理研究センター、香川大学防災教育センター、四国大学防災教育センター、香川県防災士会