2008年02月21日
ロバニエミ工科大学のVeikko Karanen教授の工学部長表敬訪問と講演会
本学部の荒川雅生准教授と共同研究を行なっているフィンランドのラップランドにあるロバニエミ工科大学のVeikko Karanen教授が工学部を訪れ、工学部長を表敬訪問し、ロバニエミ工科大学の紹介や今後の交流協定に向けた話合いを行ないました。ご存知のようにフィンランドは教育改革に成功し、非常に好成績を挙げている国ですが、Veikko Karanen教授はフィンランド国内の数学教育の改革などにも尽力している先生です。
”The Present Situation of Emergency Management and Virtual Hospital Project in Nordic Countries and North-West Russia”というタイトルでVeikko Karanen教授の講演会を開催し、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、ロシアなどの北極圏に位置する国々が共同で行っているプロジェクトについてご紹介いただきました。北極圏では、緊急時の援助活動が非常に難しく、一刻を争うことになることが多いそうです。そこで、緊急時にどのような援助活動をするかを、ヴァーチャルリアリティのシステムを用いて再現し、援助隊の一人ひとりがどのように動けばよいかを学習するシステムを構築されており、その最新の情報をご紹介いただきました。
講演会の様子
記念撮影(左から荒川准教授、Veikko Karanen教授、伊藤学部長)