2008年02月01日
末永慶寛准教授らの産学官水産資源増殖構造物研究開発プロジェクトグループが、第15回芦原科学賞の大賞に選ばれ、1月29日に贈呈式が行われました。
同グループは、海洋生物の生息場所となる人工魚礁を研究開発し、その優れた機能や産業振興に寄与した点などが高く評価されました。この人工魚礁は、これまでの技術では困難であった潮流の制御を、その独特の形状によって可能にしています。その隙間の構造は、プランクトンや海藻などが付着しやすいよう工夫が施され、魚類にとって住みやすい環境を創り出すことができます。また、スラグなどの産業副産物を再利用している点も高く評価されました。
記念撮影