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「子どもの『声』(Children's voices)とは、「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」における中心的な理念である「参加し、意見を表明する権利(意見表明権)」と深く関わる概念です。参加し、意見を表明する権利は、前提条件なく全ての子どもに保障されるべきことをふまえると、言語能力が発達途上である乳幼児にとっては、大人がその『声』をいかに聴きとるかが鍵となります。本プロジェクトでは、就学前教育の場において、子どもの『声』を聴きとる具体的手法と保育の質に関わる調査研究を、教育学部幼児教育コース?大学院創発科学研究科子ども学ユニットに関わる教員と、教育学部附属幼稚園をはじめとする保育実践現場との共同で展開し、国内外に発信しています。最新の研究成果は、以下を参照ください。
- Matsumoto, H. et al. (2021) Pedagogical photo documentation for play in early childhood education and care, Early Years, DOI: 10.1080/09575146.2021.2017407
- Matsui, G. (2020) Using a Photo Projective Method to Listen to Children’s Perspectives About Improving Kindergarten Environments. International Journal of Early Childhood, 52, 281–297. DOI: 10.1007/s13158-020-00279-z

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担当者

松本 博雄
区分:教員
職名:教授
所属:教育学部