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近年、日本全国で雨の降り方が極端になっています。雨の少ない香川県でも、降るときは大雨、降らないときは全然降らないようになってきました。短時間のうちに大雨が降ると、いかに優秀な日本の排水システムといえど雨水を流しきれず、河川の氾濫や、マンホールからの逆流などの都市型洪水の発生リスクが高まります。私たちはこうした既存の排水システムを緑地の力を借りてサポートする「グリーンインフラ」の一つである「雨庭」を市街地に整備することを目標として、2023年3月に雨水処理能力の実証実験を行う実験庭を造成しました。今後、雨庭でみられる植物と土壌の調査を通し、同様の雨庭を造成する際の土壌の構造や植栽の提案を目指します。

担当者

小宅 由似
区分:教員
職名:助教
所属:創造工学部

学外パートナー

南京工業大学

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