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○香川大学GPA制度の取扱いに関する要項

平成24年4月1日

(目的)

第1条 この要項は、香川大学(以下「本学」という。)の学士課程におけるグレード?ポイント?アベレージ制度について必要な事項を定め、教育課程を通じての学習到達度を客観的に評価することにより、教育の質保証を行うとともに、きめ細かな履修指導及び学習支援に資することを目的とする。

(定義)

第2条 この要項において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) グレード?ポイント(以下「GP」という。) 「秀」、「優」、「良」、「可」及び「不可」の評語による評価(以下「5段階評価」という。)において、各評価に対しあらかじめ付与された等級を表す数値をいう。

(2) グレード?ポイント?アベレージ(以下「GPA」という。) 各科目にあらかじめ設定されている単位数に当該科目の成績に応じてGPを乗じ、これらの合計を履修登録単位数で除して得られる数値をいう。

(3) 学期GPA 学期毎に算出されるGPAをいう。

(4) 通算GPA 在学中の全学期を通じて算出されるGPAをいう。

(GP)

第3条 GPは、「秀」、「優」、「良」、「可」及び「不可」の各評価に対し、それぞれ4、3、2、1及び0の順に付与する。

2 別に定める履修登録取消の手続きを行わず授業科目の履修、定期試験の受験又は定期試験に準ずる課題の提出等を放棄した科目については評価を「不可」とし、GPを0とする。

(GPAの計算方法)

第4条 GPAは、次の式により計算するものとし、その数に小数点以下二位未満の端数があるときは、これを四捨五入する。

GPA=(4×「秀」単位数+3×「優」単位数+2×「良」単位数+1×「可」単位数+0×「不可」単位数)÷履修登録単位数

2 前項の「単位数」及び「履修登録単位数」について、学期GPAの計算にあっては当該学期の修得単位数及び履修登録単位数を、通算GPAの計算にあっては全学期の修得単位数及び履修登録単位数を用いるものとする。

(GPAの計算対象)

第5条 GPAの計算は、授業科目(香川大学学則第56条から第58条までの規定により単位を与えることができる授業科目又は学修を含む。)のうち、本学の5段階評価が適用され、かつその単位を本学の卒業要件に算入できるものを対象とする。

2 前項に該当する授業科目に係る成績、単位数及び履修登録単位数は、すべてGPAの計算対象に含めるものとする。特に、不合格となった科目に係る履修登録単位数は、後に再履修し合格した場合にあっても、一切除外しない。

3 前項の規定にかかわらず、別に定める手続きにより履修登録を取り消した科目については、GPAの計算対象から除く。

(GPAの通知及び記録)

第6条 GPAの学生及び保証人への通知は、学期GPA及び通算GPAを各学期における成績と併せて通知する。ただし、学生が保証人の同意を得て保証人への成績通知を不要とする場合には、この限りでない。

2 本学出学時の通算GPAは、成績原簿に記録するものとする。

(GPAの活用)

第7条 各学部及び教育?学生支援を行う学内共同教育研究施設においては、GPAを教育内容等の改善のための組織的な研修、履修指導、学習支援等に活用するものとする。

(その他)

第8条 この要項に定めるもののほか、GPAの取扱いに関し必要な事項は、教務委員会が別に定める。

1 この要項は、平成24年4月1日から施行する。

2 平成23年度以前の入学者及び平成23年度以前の年次に転入学、編入学又は再入学する者のGPAの取扱いについては、なお従前の例による。

(平成25年4月1日)

この要項は、平成25年4月1日から施行する。

(平成30年4月1日)

1 この要項は、平成30年4月1日から施行する。

2 平成29年度以前の入学者及び平成29年度以前の年次に転入学、編入学又は再入学する者については、改正後の第3条第2項の規定にかかわらず、なお従前の例による。

香川大学GPA制度の取扱いに関する要項

平成24年4月1日 種別なし

(平成30年4月1日施行)

体系情報
第9編 事/第1章
沿革情報
平成24年4月1日 種別なし
平成25年4月1日 種別なし
平成30年4月1日 種別なし